赤十字に3000ドル寄付?

残念ながら「チャリティ似顔絵プロジェクト」の話ではない。


東日本大震災支援のためアメリカでも様々な募金活動が行われている。テレビ番組のCMでも募金を呼びかけている。先日UFC Fight Nightを見ていたら、CMにDana WhiteやChuck Liddellが出てきてAmerican Red Crossへの募金をお願いしていた。番組中にも頻繁に画面の下に募金のやり方が流れる。やり方は実に簡単である。画面に表示されている番号に携帯電話からテキストを送ると、自動的に$10がAmerican Red Crossに寄付される。簡単だし、金額も手頃である。「よくわからんけど、$10くらいなら寄付するか・・・Dana Whiteがそう言ってるんだから。」と思う人もたくさんいるだろう。


関係ないけど、Dan Hardy、また負けちゃいましたね。Korean Zombi(ニックネームが強烈すぎて名前が覚えられない)のコブラ・ツイスト(ツイスター)は見物だったけど。


さて、ロスアンジェルスには日系社会の無料情報誌の1つにLight Houseというのがある。そこのクラシファイドを見ていたら(ついつい習慣で求人情報を見てしまうのだ)、不動産の欄に「$3,000(赤十字に寄付)」と書いてあった。その下に売り家の情報が書いてあり、不動産屋さんの名前と連絡先が書いてある。他にも$2,500や$1,800などが書いてある売り家があり、不動産屋さんの名前と連絡先は全て同じであった。


これってどういう意味なんだろう?


まさか家が売れたら$3,000を赤十字に寄付します、という意味ではあるまいな!もしそうだったらこれは余りにも姑息な手段だぞ!こんなことが書いてあったらその家の元々の値段に寄付額が上乗せしてあるのではないかと思うではないか・・・思いません?


それとも、彼女はこの広告を載せるにあたって、$3,000を寄付しました、という意味なのだろうか?もしそうだったら・・・不動産屋というのはナント儲けの多い商売なんだろう!と思ってしまいますな。ま、売れたら寄付よりはよっぽど良いけど。


どちらにしても、$3000という金額は私にすればかなりの大金である。私だって今回の大震災の支援として色々な団体に寄付を行っているけど、桁が違いますな。$3000も寄付したら、食費も払えなくなりますだ。


やはり私のような庶民には$25以上をAmerican Red Crossに寄付して「チャリティ似顔絵プロジェクト」のボランティア・アーチストに似顔絵を描いてもらう、というのが手頃です。


と宣伝・・・庶民の皆さん、ヨロシク。金持ちの皆さんはど〜んと高額を寄付して立派な似顔絵を描いて貰ってください。(似顔絵の出来は金額には関係ありませんけど。)


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